髪について

今までいろいろな髪型をしてきた。高校くらいまでは何のテーマもないシャバい髪型だったが、大学に入る前の春休みになぜか坊主&茶髪にした。完全に大学デビューみたいなもので今でも恥ずかしいしその後の人生を踏み外した第一歩だった気もする。そのあとはパンクバンドをやってたこともありモヒカンにしたり、キングブラザーズのマーヤさんに影響を受けて前髪ぱっつんにして眉毛を剃り落としたり、24.5の頃には初めてアフロにもした。本当はアフロではなくボブディランのようなふわっとしたカーリーヘアが良かったのだがさすがに美容室にボブディランの写真を持っていってこれにしてくれと言う勇気もなく、強めのパーマをかけてと言ったらロッドをめちゃくちゃ細くされて結果アフロになった。その後は少し緩めのパーマをかけ続け、30超えてから急に金髪にしてみたり、最近はツーブロックセンター分けもしくは6:4分けなどが多い。もうすぐ40も近いが未だに髪型の正解は見つかっていない。思い返せば高校の頃のシャバい髪型が一番自由で楽だった気がする。男が髪型を変えるのはモテたいという気持ちでしかない訳だが、それでモテた試しはないので、そう考えると金を浪費し続けているだけのような気もする。この悪あがきはハゲた時にようやく終わりを迎えるのだろうか、それともハゲたらハゲたでまた新しい悪あがきが始まるのだろうか。